セルビア大統領「習近平主席はセルビアの『真の友人』」

　2016年、中国の習近平国家主席が初めてセルビアを公式訪問し、両国は二国間関係を全面的戦略パートナーシップに格上げし、中国とセルビアの友好の新たな章が開かれました。国家元首外交の戦略的リーダーシップの下、両国間の協力は絶えず拡大し、深まっています。セルビアのブチッチ大統領は、公の場で幾度となく中国を「真の友人」と称賛しています。8年ぶりとなる習主席のセルビア訪問について、ブチッチ大統領は現地時間4月30日、ベオグラードで中央広播電視総台（チャイナ・メディア・グループ/CMG）の単独取材を受けました。

　ブチッチ大統領は、その中で、「現在、中国とセルビア間の貿易額は60億ドルに達している。両国の具体的な協力分野は、工業、観光、インフラなどだ。2023年に両国は自由貿易協定を締結し、両国関係の発展に新たな活力を注いでいる」と語り、両国の政治的相互信頼が強固であること、質の高い『一帯一路』共同建設が実り豊かな成果を上げていること、多国間分野で緊密な連携を行っていることを強調しました。

　ブチッチ大統領は、また、「習主席は先見の明を持った指導者であり、世界でも平和と安定を推進できる数少ない指導者の一人だ」とした上で、習主席が提起した深い影響力を持つ3つのグローバルイニシアチブ（グローバル発展イニシアチブ、グローバル安全保障イニシアチブ、グローバル文明イニシアチブ）にも言及し、これらは国際社会に協力・ウィンウィンの枠組みを提供したとの考えを示しました。

　さらに、「セルビア各界は長い間、習主席の訪問を待ち望んできた。今回の訪問により、経済、文化、技術など多方面における両国間の協力が促進され、両国国民に確実な利益をもたらされることを期待している」と述べました。（非、MI）