CMG　中仏の美食文化交流の大型番組の共同制作へ

　中央広播電視総台（チャイナ・メディア・グループ／CMG）とフランスの駐中国大使館は30日、中国とフランスの美食文化交流の大型番組である「美食の頂点―中仏料理王競技」の共同制作を発表しました。習近平国家主席が間もなくフランスを公式訪問することを控えての発表で、CMGの慎海雄台長やベルトラン・ロルソラリ駐中国フランス大使があいさつをしました。

　CMGの慎海雄台長は、「このたび制作する中仏の美食文化交流の大型番組である『美食の頂点―中仏料理王競技』は色や風味、味、形の変幻を通して中仏両国の風習や人情、文化、知恵などを示し、両国国民の心の触れ合いや感情の交流を促進します」と語りました。

　発表式典では、上海市無形文化遺産である上海料理を代表する伝承者である秦卓男氏と北京王府井文華東方酒店（マンダリン・オリエンタル王府井，北京）のチーフシェフであるクリストフ・リウ氏が、それぞれの中国とフランスの美食に対する尊敬と熱情を披露し、美食の名において互いに敬意を示しました。

　中国とフランスの美食文化交流の大型番組である「美食の頂点―中仏料理王競技」は全10回で、1回分の放送時間は60分間です。同番組では中仏両国の新進気鋭の料理人20人がチームを組んで競演を繰り広げています。番組は7月にCMG・チャイナ・メディア・グループの中国中央テレビ（CCTV）の複数のチャンネルやニューメディアプラットフォーム、フランスのメディアで放送配信されます。（閣、鈴木）