北京
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跨代共居(kuà dài gòng jū)異世代同居 異世代シェアハウス
【意味】
「跨代共居」は世代を跨いだ同居という意味で、血縁もゆかりもない赤の他人同士である若者と高齢者の同居を指しています。
【関連背景】
近年、「跨代共居」は互助的養老の新たなモデルとして、全国の多くの老人ホームで試行されています。老人ホームが若者に部屋を貸し、入居する若者は施設内の高齢者にサービスを提供することで、家賃が減免されるという仕組みです。
その他にもいろいろなパターンがあって、高齢者が食事を作ることを前提に若者に直接部屋を貸したり、若者が自宅マンションを老人ホームに改築して高齢者への付き添いサービスを提供するなど、いろんなサービスが登場しています。
こういった付き添い型の新しい養老モデルは、高齢者と若者の双方にメリットがある、前向きな高齢化対策の一つとして、人々に注目されています。
2018年、杭州市のある老人ホームは地元民政局と「跨代共居」のプロジェクトを立ち上げ、多くの20代の若者が入居しました。若者たちは昼間に仕事に出かけ、夜や週末に老人ホームの高齢者の手助けをするという形で共同生活を送るんです。
毎月20時間の高齢者支援ボランティアで、光熱費、不動産管理費などとして600元を支払うだけで済みます。
2023年8月、この老人ホームはプロジェクト3期目の若者入居者募集で、月の付き添いサービス時間10時間以上で管理費300元(6400円弱)を支払うだけで入居できるようになりました。
「跨代共居」では、老人ホーム側が若者向けの部屋を備えることが求められます。また、若者のサービス時間、サービス内容、サービス期間中の紛争処理についても明記しなければなりません。
自宅マンションで「跨代共居」をしたい場合には、まず適切な相手を見つける必要があり、入居前に互いに条件をすり合わせ、共通認識に達する必要があります。
また、双方の安全を保証するためには、養老保険、医療介護施設の整備、医療保険政策を基礎とするのが条件です。
「跨代共居」で不測の事態が発生した場合、法的責任を負う必要があります。この点についても、事前に契約する必要があります。
「跨代共居」にはメリットがあれば、デメリットもあります。根本的に高齢化問題を解決できないかもしれませんが、選択肢が一つでも増えるのはいいことです。
【使い方】
跨代共居:青老互助用陪伴减免房租
(異世代同居は若者と高齢者の助け合い 付き添いで家賃減免を実現)
“跨代共居”正火热, 究竟有没有“市场”?
(異世代同居がブレイク中 果たして市場はあるか)
养老新模式:跨代共居,你觉得可行吗?
(養老の新モデル:異世代同居は実行可能か)
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