パンダのファーファーが成都文旅名誉局長に就任

2024-04-26 13:34:16  CRI

 中国南西部の四川省成都市文化広電観光局は24日、インターネットを通じて人気者のメスのジャイアントパンダ「花花(ファーファー)」が同観光局の名誉局長に就任したと発表しました。ファーファーの特別な影響力を借りて、成都の観光業を盛り上げることが狙いとのことです。

屋外での散歩を楽しむファーファー

 ファーファーの“本名”は成和花(チェン・ホーファー)で、四川省成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地で生まれ、現在は3歳9カ月です。2021年に成都市で開催されたFISUワールドユニバーシティゲームズでは広報大使を、2024年には中国中央テレビ恒例の旧正月の特別番組「春節の夕べ(春節連歓晩会、春晩)」では特別招待ゲストを務めた「職歴」があります。

 ファーファーは他の成獣のパンダの平均よりも体が小さく、丸っこい体系と穏やかな性格のため、中国内外の人の心を「わしづかみ」にしており、インターネット上でもインフルエンサー級の人気です。

 ファーファーの飼育員の譚さんは、「イクメンの譚おじいさん」と呼ばれており、譚おじいさんとファーファーのやりとりもネットユーザーの注目を集めています。譚おじいさんはファーファーの餌に、いつも特別メニューを用意しています。多くのネットユーザーが撮影した動画では、譚おじいさんは餌をやるときに、成都なまりの中国語で「グオライ、グオライ(過来、過来=おいでおいで)」と呼びかける声を聞くことができます。

 ファーファーが観光局名誉局長に就任した動画が配信されると、ネットユーザーの間でたちまち話題となりました。コメント欄には「これからは“ファー局長”と呼ばなくちゃね」などと、親しみを込めてファーファーの就任を祝う書き込みが次々に寄せられました(Yan、鈴木)

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