習近平総書記 新時代西部大開発推進座談会で重要談話

2024-04-23 21:51:19  CRI

 習近平中国共産党中央委員会総書記・国家主席・中央軍事委員会主席は23日午後、視察先の重慶市内で新時代西部大開発推進座談会を主宰しました。習総書記は座談会で重要談話を発表し、「西部地区は全国の改革・発展・安定の大局では、極めて重要である。党中央の西部大開発推進政策・措置の徹底・実行に一貫してしっかり取り組み、一歩進んで広い範囲での保護・開放・質の高い発展の新たな構造を作り上げることにより、地域全体の実力と持続可能な発展能力を高めねばならない」と強調しました。

 習総書記は、「党中央が新時代西部大開発推進の新たな構造の形成に向けて手はずを打ってからの5年間、西部地区の生態環境保護と修復は重大な成果を上げ、質の高い発展の能力は明らかに向上し、開放型経済の枠組み構築が加速し、インフラの条件が大幅に改善され、人民の生活水準が着実に向上した。しかし同時に、西部地区の発展は依然として多くの困難と試練に直面しており、研究と解決を着実に進めねばならない」と指摘しました。

 習総書記はまた、「西部陸海新通路の整備を力強く推進し、沿線地域の開発と開放を推進し、『一帯一路』共同建設に深く融合させていく。これまで以上に進んで地域の重要戦略をサポートし、それにマッチングすることで、全国統一大市場の建設に積極的に融合し、東中西部の開放プラットフォームの連携メカニズムを刷新し、東中部や東北地区との実務協力を深化させねばならない」と強調しました。

 なお、西部陸海新通路とは、2017年に開通した、重慶市をはじめとする中国内陸の都市と東南アジアを結ぶ陸海複合輸送ルートです。(オウギ、鈴木)

KANKAN特集

ラジオ番組
KANKAN特集