フィリピンが約束を破って何度も挑発すれば自身に被害が及ぶ=外交部

2024-04-22 19:28:30  CRI

 外交部の汪文斌報道官は22日の定例記者会見で、記者から「報道によると、フィリピンのアニョ国家安全保障担当顧問が20日に声明を発表し、現政府はフィリピンと中国の間にいかなる形の秘密や『紳士協定』が存在していたか承知しておらず、仮に前政権がそのような協定に合意したことがあっても、既に破棄された。こうした主張はフィリピンに分裂を作り、フィリピンの南海における主権を守る決意を弱めようとするものであるとして、すべてのフィリピン国民に対し、立場を固定し、破壊的な発言に反撃するよう呼びかけた。これについて、中国はどう論評するか」との質問を受けました。

 汪文斌報道官は「中国とフィリピンは仁愛礁の情勢を適切に処理することで合意に達しており、これはフィリピンの過去の政権に存在していただけでなく、現政権にも存在している。これは紛れもない事実であり、フィリピンメディアの報道、元政府高官の発言および中国とフィリピンが仁愛礁問題を処理している過程で検証できる。フィリピン側はこれを繰り返し否定しているが、いったい何を心配しているのか分からない。あるいは何を隠そうとしているのか。中国とフィリピンが達した共通認識を守れば、仁愛礁の情勢の安定を効果的に維持することができ、中国とフィリピン双方の共通利益にも合致する。約束を破って何度も挑発すれば、フィリピン自身に被害が及ぶだろう」と表明しました。(シンエン、坂下)

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