北京
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謝鋒駐米中国大使は現地時間の21日、ハーバード大学を訪問して講演した際「中国生産能力過剰論」に反論し、「問題は生産能力の過剰ではなく、焦りの過剰だ」と主張しました。
謝鋒駐米中国大使
謝大使は、「気候変動への対応には世界的な一手が必要だ。世界的に見れば、グリーン生産能力は過剰ではなく、深刻に不足している。一方で気候変動への対応を大いに持ち上げながら、グリーン貿易に障壁を設けることは、自国の低炭素への転換コストを増やし、世界のクリーンエネルギー発展のペースを遅らせることになるだけだ」と述べました。
謝大使はまた、「中米間には確かに競争があり、中国人は競争を恐れないが、競争は公平で公正でなければならない。アメリカは今、競争しているのではなく、パワハラをしているのだ」と指摘しました。
謝大使はさらに、「競争は中米関係のすべてではなく、両国は多くの分野で協力しており、中国は中米関係全体を競争で定義することに反対する。もし競争が中米関係を支配することを許せば、それは共倒れ、または皆にとって不利益になるという戦略的リスクをもたらすだけだ」と述べました。(藍、坂下)
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