北京
PM2.577
23/19
中国人民銀行(中央銀行)の責任者は18日、「今年第1四半期(1~3月)、中国のすべての物品貿易のクロスボーダー決済のうち、人民元決済が30%を占め、人民元は4カ月連続で世界4位の決済通貨になった」と明らかにしました。
中国人民銀行の副総裁で国家外貨管理局局長の朱鶴新氏は「中国の第1四半期のすべての物品貿易のクロスボーダー決済のうち、人民元決済が占める割合は30%を超え、人民元は4カ月連続で世界4位の決済通貨となった」とし、「国際銀行間通信協会(SWIFT)が発表したデータによると、人民元のシェアは4.7%近くまで上昇した」と明らかにしました。
また、金融管理部門はクロスボーダー貿易・投資のハイレベル開放の試行範囲を拡大し、企業の手続きを減らし、コストを下げ、利益を増やすよう取り組んでいます。銀行や支払機関が越境電子商取引などの新業態主体の電子取引情報に基づき貿易決済をすることを推奨しています。第1四半期の関連業務の取扱件数は累計2億3000万件に上り、120万以上の零細業者に波及しました。(ヒガシ、藤井)
KANKAN特集