商務部 米国に対中製品の関税引き上げ中止と対中追加関税措置の即時撤廃を促す

2024-04-18 21:22:17  CRI

 商務部の報道官は18日、米国が発表した中国の鉄鋼・アルミ製品に対する制限措置について記者の質問に答え、「米国の中国に対する非難は事実に基づいておらず、関連措置は典型的な一国主義で、保護主義的な手法であり、中国はこれに断固反対する」と述べました。

 報道官は、「2018年以降、米国は『国家安全保障』を口実に世界の貿易パートナーの鉄鋼・アルミ製品に選択的に追加関税を課し、これにより貿易パートナーに不公平な条件を受け入れるよう脅迫しており、多くの世界貿易機関(WTO)の加盟国はこれに反発している。米国の関連措置はすでにWTOから世界貿易ルールに違反するものと裁定されている。米国が国際経済貿易秩序と規則を無視し、経済貿易問題を政治化し、いわゆる301関税再審査手続きを乱用し、中国製品に対する関税を自由に調整するよう公然と要求してトラブルを転嫁することは、過ちを繰り返すものであり、米国内の産業が直面する問題の解決には役立たず、グローバルな産業チェーンとサプライチェーンの安全と安定を破壊するだけだ」と述べました。

 報道官はまた、米国に対し、自身の問題を直視し、対中製品への関税引き上げを停止し、対中追加関税措置を直ちに撤廃するよう促すとともに、中国はあらゆる必要な措置を講じて自国の権益を守っていくと示しました。(張、坂下)

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