外交部 米国のアジア太平洋地域への中距離弾道ミサイル配備に断固反対

2024-04-18 20:27:20  CRI

 外交部の林剣報道官は18日の定例記者会見で、記者から、米太平洋陸軍がこのほど、米比合同軍事演習の一部としてフィリピンのルソン島に中距離弾道ミサイルを配備する計画だと宣言したことについて、コメントを求められました。

 林報道官は、「中国は関連の報道に留意しており、事態の動きを注意深く見守っている」と述べた上で、「中国は米国が一方的な軍事的優位性を得るためにアジア太平洋地域に中距離弾道ミサイルを配備したり、中国の“玄関前”で軍事配置を強化したりすることに一貫して断固反対している」と訴えました。また、米国のこうした行動は地域情勢の激化を招くだろうとの懸念を示し、さらに、他国の安全保障への懸念事項を的確に尊重しながら、軍事的対立をあおるような行為をやめ、地域の平和と安定を破壊するようなことをやめて、実際の行動で戦略的リスクの軽減に取り組むよう米国に呼びかけました。

 林報道官はまた、米国の真の目的と、米国の企てに合わせることの深刻な結果をはっきりと認識し、自らの安全と利益を犠牲にして、これ以上誤った道を歩まないよう、フィリピンに勧告しました。(Lin、坂下)

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