外国人も携帯電話1台で中国旅行を楽しめる

2024-04-16 16:30:56  CRI

 中国の国務院弁公庁は今年3月、モバイル決済の利便性をさらに向上させると発表しました。中国の中央銀行である中国人民銀行など4部門は4月、3つ星以上のホテルや重要観光地、国家級観光レジャー区について、中国内外の銀行カード受付を全面的にカバーしていくことを明らかにしました。中国ではまた、外国人が比較的多く訪れる文化・旅行施設での外貨両替業務拠点の設置を積極的に推進し、外貨両替サービス水準を向上させていきます。

 中国人民銀行はまた、最近になり『訪中外国人支払い指南』を発表し、モバイル決済や銀行カード、現金など5種類の決済サービスの入手方法や利用プロセスを絵と文章で紹介し、多くの外国人から歓迎されています。

 海外から来た人も、アリペイ(支付宝)やウィーチャットペイ(微信)などの決済ツールをダウンロードして自らが使っている銀行カードにひもづけすれば、中国人ユーザーと同様に中国での「飲食・遊び・ショッピング」などの日常的な必要を満たすことができます。一部の海外の電子ウォレットは、中国国内で直接に支払い用に使うことが可能で、アプリをダウンロードする必要はありません。現在ではすでに、30以上の電子ウォレットが中国国内で利用できます。

 今年3月には外国籍旅客のアリペイを通じた中国国内での累計取引額は前年同月の約11倍、取引件数は同約9倍、アクティブユーザー数は同約7倍にまで増加しました。また、ウィーチャットペイの国際クレジットカード業務の1日平均取引額は4倍以上になりました。(非、鈴木)

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