北京
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ドイツのショルツ首相は14日に重慶入りし、訪中をスタートさせました。初日では、中独合弁による新エネルギー企業の視察、政府関係者や大学生との交流を行ったほか、市内を散策しながら中国の都市の活力を実体験しました。
ショルツ首相は重慶に到着後、ドイツの世界トップ500企業であるボッシュグループと中国との合弁企業である水素動力システム生産企業を視察し、水素動力モジュールの組み立てを自ら体験しました。この工場は昨年11月に操業を開始して以来、半年もたたないうちに、同グループのドイツ以外で最も重要な水素動力システムを量産する工場となっています。ドイツの2024年度経済報告書によりますと、水素エネルギー産業は今年のドイツの重点投資の一つにランクされています。水素エネルギーなど新エネルギー分野における中国の発展に、ドイツ企業がチャンスを見つけました。
重慶に滞在中、ショルツ首相は市内の散策も体験し、高低差が大きいビル群の間を歩きました。建築が好きなショルツ首相は、「独特の魅力を持つ重慶の都市計画と中国の発展の活力を感じた」と述べました。(閣、榊原)
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