2024年春の広州交易会が開幕 展示面積155万平方メートル超 

2024-04-15 10:36:48  CRI

 第135回中国輸出入商品交易会(広州交易会)が15日、広州市の琶洲国際コンベンションセンターで開幕しました。今回のテーマは「質の高い発展を支え、レベルの高い開放を促進」で、4月15日から5月5日まで3期にわたってオフラインで開催されるほか、常態化されたオンライン会場も運営されます。3期の展示面積は合わせて155万平方メートルで、55の展示エリアが設置されます。展示ブースは約7万4000カ所で、出展企業は2万9000社を上回り、うち輸出展に出展する企業は2万8600社、輸入展に出展する企業は680社となります。

 今年の広州交易会では、世界の小売大手250社や各国・地域の大手企業による出展が明らかに増加し、国際リーディングカンパニーと商工団体や機関の出展が288社に上り、前回より21.5%増えました。13日までに、215カ国・地域から14万4000人以上の海外バイヤーが事前登録を行いました。

 今年の輸出展は新たな質の生産力への貢献にフォーカスしています。出展するブランド企業は2606社に上り、国家級ハイテク企業、製造業の単独分野での先導企業、専門技術や特別技術を持つ新興企業は5500社以上で、前回より20%増加しました。新規出展企業は4300社余りで、民間企業の割合は91%に伸びました。また、輸出展で展示される新商品は約100万点以上、グリーン・低炭素商品は約45万点以上、自主知的財産権を持つ商品は25万点以上になる見込みです。

 交易会の第1期は「先進的製造」をテーマに、先端産業とハイテクのサポートに焦点を当て、新たな質の生産力に注目します。電子と家電、新エネルギー、電気自動車(EV)とスマート交通、工業自動化とスマート製造などに関する展示ブースは8700を上回り、出展企業は3600社近くに達します。「スマートライフ」展示エリアの規模がさらに拡大され、スマート家電、スマート教育、スマート医療などの新興細分化分野をカバーし、出展企業は200社近くに達するということです。(Lin、榊原)

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