北京
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中国では、夜間学校で勉強することが若者の新しい流行になっています。北京市、広州市、西安市、長沙市などの夜間学校は、いずれも応募者が殺到して受講が困難な状態です。
若者らは夜間学校で知識を吸収し、技能を学んでいます。若者は仕事や生活のストレスに迫られて前進を強いられており、夜間学校での「充電」がストレス解消や趣味を楽しむ選択肢になっているとの指摘があります。
「会計の仕事をしていますが、余暇を利用して自分を向上させたいです。特にジャズダンスや古典的な化粧術を学びたいと思います」。夜間学校に入るつもりの1990年代生まれの于水水さんは、カリキュラムの充実や費用の安さ、さらに家から近いことなど多くの利点があることに驚いています。
専業主婦の林芝さんはケーキ作りや生け花のクラスに興味があります。生け花は子育ての疲れを和らげてくれ、ケーキづくりを学べば家族のために菓子類を作ることができて、とても実用的だからです。
山東省済南市「YEAH帰人」市民夜間学校
済南市の「YEAH帰人」は中国初の公共図書館で開設された夜間学校として今春に開校したところ、オンラインでの申し込み者が14万人を超えました。主力は1985年から2000年代に生まれた人で、多くは大学の新卒者や新入社員、専業主婦などです。
同校は今春、メーキャップ・ファッション、無形文化遺産の技術による手芸、ワイン品評、ゴルフ体験など58のコースを開設しました。授業料は1時限当たり20~50元(約400~1000円)です。(閣、鈴木)
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