ミクロネシア連邦大統領 中国共産党歴史展覧館を見学

　中国を公式訪問中のミクロネシア連邦のシミナ大統領は9日、中国共産党歴史展覧館を見学しました。

　同館に到着したシミナ大統領はまず、入口部分に展示されている長城の漆画に目を奪われ、記念撮影を行いました。

　シミナ大統領一行は説明員に案内され、「初心を忘れず、使命を胸に刻む」をテーマとした中国共産党の歴史に関する展示を丁寧に見学しました。同展覧館は4部分からなり、2500点余りの写真と4500点の実物により、中国共産党の波乱万丈の100年の歩みをパノラマ式かつ叙事詩のように表現しています。

　シミナ大統領は陳列されているマルクスの手稿2点や、中国共産党第1回全国代表大会の出席者の写真、後に「中国人民解放軍の建軍の父」などと言われるようになった朱徳が南昌蜂起を指揮した時に使った拳銃の実物など大量の貴重な文化財や、史実を詳しく記録する資料をじっくりと眺めました。

　シミナ大統領は「驚嘆すべきこの展示は、中国共産党員の決意と共産主義事業への厳かな約束を示している。偉大で情熱に満ちた人民の事業だ。中国共産党の歴史には中国の現代化建設と同様に、深い印象を覚えた」と感想を述べました。（Yan、鈴木）