中仏関係は一層の戦略的安定性と戦略的未来志向を備えたものに=外交部

2024-04-02 20:18:35  CRI

 外交部の汪文斌報道官は2日の定例記者会見で、フランスのセジュルネ外相の中国への訪問について、「今年は中仏国交樹立60周年に当たる。今回の訪問はセジュルネ外相の就任後初の訪中であり、アジア地域への初の訪問でもある。訪問期間中は李強国務院総理と王毅中国共産党中央政治局委員・外交部長がそれぞれセジュルネ外相と会見し、双方は中仏関係、中欧関係および共に関心を寄せる国際的な地域問題について深く交流し、幅広い共通認識を得た」と説明しました。

 汪報道官は、「双方は国交樹立60周年を契機に、中仏関係を一層の戦略的安定性と戦略的未来志向を備えたものとし、世界をリードする役割を発揮させることで一致した。双方は発展戦略と産業の連携を強化し、航空宇宙、原子力、農業、金融など伝統的な分野での協力を深めると同時に、グリーン発展、人工知能(AI)などの新たな協力の成長点を積極的に掘り起こしていく」と紹介しました。

 汪報道官はまた、「双方は引き続き重要な国際的・地域的なホットイシューについて緊密な意思疎通を保ち、互いに相手が提起した多国間のイニシアチブを支持し、手を携えて気候変動や生物多様性保護などのグローバルな課題に対応し、混乱が頻発する世界により多くの安定性を注入していく」と述べました。訪問期間中、フランスは一つの中国政策を堅持することを再確認し、中国はこれを賞賛しました。(張、坂下)

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