南海の問題で韓国は慎重な言行を=外交部

2024-03-28 18:19:17  CRI

 外交部の林剣報道官は28日の定例記者会見で、韓国外務省報道官の南海に関連した発言についての質問に答えました。

 林報道官は、「韓国外務省の報道官がここ数日、南海問題について事実を無視したコメントを繰り返していることに留意している。中国側はこれに強い不満を示し、すでに韓国側に抗議した。中国はフィリピン船の仁愛礁(アユンギン礁)への補給と輸送について、立場を鮮明にしているが、ここで改めて申し上げる。仁愛礁は中国の南沙諸島の一部であり、一貫して中国の領土だ。フィリピン側は3月23日、自らの約束に再び背いて補給用輸送船1隻と沿岸警備船2隻を派遣し、生活物資の補給を名目に仁愛礁の近隣海域に不法侵入した。フィリピン側はつじつまの合わない言動を行うことで、中国に対して繰り返し行ってきた約束に対する重大な違反を犯し、『南海行動宣言』第5条に対しても重大な違反を犯した。中国海警局はフィリピン船の侵入強行に直面して、必要な法執行措置を取らざるを得なかった。現場での取り扱いは正当かつ合法的、プロフェッショナルかつ自制的であり、非難の余地はない」と述べました。

 林報道官はさらに、「韓国は南海問題の当事者ではない。このところのやり方は南海の平和と安定の維持に役立たず、中韓関係の発展にはなおさら不利だ。中国は韓国に対して、南海問題での言動を慎むよう促す」と述べました。(閣、鈴木)

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