世界で最も価値ある銀行ブランド発表 中米がトップ10独占

　英国の企業ブランド評価コンサルティング会社「ブランド・ファイナンス」の最新報告書によりますと、世界で最も価値のある銀行ブランド500社の中で、中国の銀行がトップ4を独占し、欧米の銀行を大きく引き離しています。中国工商銀行が8年連続で世界銀行ブランドトップ500社の首位に立っています。

　報告書によると、ランクインした世界の銀行500銘柄のブランド価値の合計は過去10年で倍増し、前年比2.3%増の1兆4400億ドルの新記録を打ち立てました。また、世界トップ10の銀行はすべて中国とアメリカの銀行で占められ、欧州の銀行はランクインしていないということです。

　現在、世界で最もブランドバリューがある銀行ランキングのトップ10は、中国工商銀行（718億ドル）、中国建設銀行（656億ドル）、中国農業銀行（604億ドル）、中国銀行（505億ドル）、バンク・オブ・アメリカ（373億ドル）、ウェルズ・ファーゴ（358億ドル）、JPモルガン・チェース（358億ドル）、シティバンク（314億ドル）、モルガン・スタンレー（308億ドル）、招商銀行（266億ドル）となっています。（Yan、坂下）