胡潤研究院の世界長者番付 ムンバイが北京を抜き 超富裕層がアジア最多の都市に

2024-03-28 15:32:36  CRI

 英国人のルパート・フージワーフ(中国名:胡潤)氏が中国で設立した民間シンクタンク「胡潤研究院」が発表した2024年の世界長者番付によると、インド最大の都市ムンバイが初めて中国の首都北京を抜き、保有資産10億ドル以上の超富裕層が最も多いアジアの都市となりました。

ムンバイにあるチャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅の様子

 米国の金融・経済・ビジネス専門チャンネル「CNBC」の27日の報道によると、最新ランキングで、保有資産10億ドル以上の超富裕層の人数では、119人のニューヨークが世界1位で、ロンドンが97人で世界2位、ムンバイは92人で世界3位となり、アジアで超富裕層が最も多い都市となっています。中国の北京、上海、深セン、香港がそれぞれ4位から7位を占め、ロシアのモスクワが8位、インドの首都ニューデリーが9位となっています。ニューデリーがトップ10入りしたのは今回が初めてです。

 インド最大の民間企業であるリライアンス・インダストリーズのアンバニ会長が、純資産1100億ドルで引き続きアジアで最も裕福な人の座を保っており、世界の長者番付では11位にランクされています。

 報道によると、報告書では世界には現在3279万人の総資産10億ドル以上の超富裕層がいるとしており、人数は2023年と比べて5%増加したということです。(Yan、坂下)

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