今年1~2月の物品貿易総額は過去最高の138兆円規模=商務部

2024-03-26 16:35:45  CRI

 国務院報道弁公室は26日、最近の生産、消費、貿易に関する数値と政策状況についての記者会見を開きました。同記者会見に臨んだ商務部の郭婷婷副部長は、「今年1~2月の貿易は堅調なスタートを切った」と述べ、「1~2月の物品貿易総額は前年同期比8.7%増の6兆6000億元(約138兆円)で、同期における過去最高額だった。伸び率は昨年第4四半期(10-12月)を約7ポイント上回った。輸出は10.3%増、輸入は6.7%増だった」と説明しました。

 貿易構造から見ると、対新興市場の貿易が比較的速く成長しました。「一帯一路」共同建設国との貿易総額は前年同期比9.0%増でした。対米輸出は同8.1%増、対EU輸出では同1.6%増でした。一部の重点製品の輸出の伸びは全体を上回り、電機および機械製品の輸出は前年同期比11.8%増で、うち集積回路は同28.6%増、自動車は同15.8%増でした。労働集約型製品の輸出は同22.2%増でした。民間企業の貿易総額は前年同期比17.7%増と大きく上昇し、貿易総額に占める割合は昨年同期より4.2ポイント上昇して54.6%に達し、貿易を発展させる主力になっていることが、改めて示されました。(ヒガシ、鈴木)

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