多国籍企業CEOが中国市場について語る

2024-03-25 12:40:47  CRI

 中国発展ハイレベルフォーラム2024年年次総会が24日から25日まで、北京釣魚台国賓館で開催されています。100人近くの多国籍企業の最高経営責任者(CEO)が参加し、うち30人以上は米国からの参加者で、前年比で大幅に増加しました。また11人の多国籍企業CEOが、今年初めて参加しました。

 

 英豪系資源大手リオ・ティントグループのヤコブ・スタウショーンCEOは、「中国の持続的な改革と産業変革、そしてデジタルテクノロジーへの応用は、私たちに深い印象を与えた。実のところ、私たちも中国から学び、世界各地で応用している。企業はクライアントのために成り立つものであり、私たちはクライアントのペースにしっかり追いついていく。私たちのクライアントのほとんどは中国にある」と述べました。

 

 メルセデス・ベンツ・グループ取締役会のオラ・ケレニウス会長は、「中国は発展が速く、活気に満ちた市場であり、過去数年間中国での研究開発投資を大幅に増やした。また中国は競争が非常に激しい市場であるため、企業が中国市場で競争力を維持することに成功すれば、他の市場でも競争力を保つことができるに違いない」と述べました。

 

 米ブルームバーグのマーク・カーニー取締役会長は、「現在、中国の新エネルギーへの投資規模は巨大で、すでに世界の化石燃料投資総額に相当している。中国はより粘り強い経済を構築している。周知のように世界が衝撃に直面している中、私たちは強くなり、粘り強さが必要だ。この目標を達成するには国際協力が必要で、このフォーラムは国際協力の推進に役立つだろう」と述べました。(Mou、榊原)

   

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