多くの国の企業が中国の質の高い発展により新たなチャンス 中国での投資拡大に意欲

　中国の投資促進機関、中国国際貿易促進委員会はこのほど、外資系企業に中国の地方を知ってもらうイベント「地方へ行く」を開催しました。イベントでは、欧州連合（EU）やメキシコなど多くの国から来た企業の代表が、中国のハイレベルの開放と質の高い発展は各国企業に発展の新たなチャンスをもたらすとし、中国での投資をさらに増やす意欲を示しました。

　今回のイベントでは、多国籍企業と国際ビジネス協会の代表が海南自由貿易港を訪れ、ハイエンド製造や文化・観光などの業界の状況を視察しました。多くの代表は、海南省で多くの新しいチャンスを見たと述べました。

　中国メキシコ商会のビクトル・カデナ副議長は、「海南省で自由貿易港を見学し、政策を理解し、どのように運営しているのか、どのようなインセンティブ措置があるのか、ここでビジネスをすることにどんなメリットやチャンスがあるのかを知ることができた」と述べました。

　イタリア中国工商協会の陳文副会長は、「人工知能（AI）などの新技術について多くの潜在力を発見した。これらの新技術はイタリア企業に新たな機会を創造するだろう」と述べました。

　在中国欧州連合（EU）商工会議所のクラウス・ゼンケル副会頭は、「欧州企業は中国を良好で重要な市場と経済体だと考えており、多くの企業が投資したいと考えている」と述べました。（Mou、藤井）