中国は質の高い発展で中国式現代化を全面推進、世界への貢献も=外交部

2024-03-21 21:43:36  CRI

 外交部の21日の定例記者会見ではある記者が林剣報道官に対して、「最近は国際的なメディアから中国経済に関する否定的な声が出ている。しかし同時に、前向きな声もより多くある。世界全体で不確実性が増加している背景にあって、中国の経済成長は予想を上回っている。このことは経済の制御が効果的であることを証明している」と述べた上で、林剣報道官の見解を求めました。

 林報道官は「昨年の中国経済は5.2%の成長を果たし、世界の経済成長の3分の1に貢献した。中国が今年になり、世界経済に不確実性が続く中で5%前後の成長所期目標を打ち出したことは、国際社会に自信と鼓舞をもたらした。中国経済のファンダメンタルズは年が明けてから好転し続け、経済回復を推進する積極的な要素が蓄積しつつある。国家統計局の先日の発表によると、今年1-2月には、中国全国の(経済統計づくりの対象になる)一定規模以上の工業企業による付加価値額は前年同期比7%増で、社会消費品小売総額は前年同期比5.5%増、製造業投資は9.4%増、物品輸出入総額は8.7%増と、幸先の良いスタートだった。量の合理的な成長が実現しただけでなく、質の効果的な向上がさらに推し進められた。安定した堅牢な基礎が固められただけでなく、前進するための広い余地が出現した。われわれは中国経済が5%前後の成長の所期目標を達成する条件と依拠する所があると信じる」と述べました。

 林報道官はさらに、「多くの国際的な有力メディアが、中国経済は2024年に安定したスタートを切ったと論評した。中、IMFの報告書は中国が今年の世界成長の主要な貢献者になると予測した。HSBCなど金融機関の幹部は、中国経済は課題に直面してはいるが、長期的に見て良好な発展の軌道に乗っていると分析している」と述べました。(ミン・イヒョウ、鈴木)

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