北京
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米アップル(Apple)のティム・クック最高経営責任者(CEO)は20日午後、アップル上海オフィスで開かれた小規模な交流会に出席しました。メディアの取材に応じたクック氏は、アップルのサプライチェーンにとって中国以上に重要な場所はないとの見解を示しました。
3月20日、中国企業との交流会で歓談するクックCEO
「過去30年以上にわたり、アップルは中国でのサプライチェーンを拡張し、投資を拡大してきた。現在の工場の現代化レベルは非常に高い」とクック氏は述べました。
この交流会は、アップルがBYD、藍思科技(レンズ・テクノロジー)、長盈精密(エバーウィン・プレシジョン)と共同で開催しました。これら3社のサプライヤーは、スマート製造、グリーン製造、人材育成における最新の成果と進展を集中的に展示しました。
クック氏は「私が30年前に中国に来た当時、工場の自動化レベルはまだ低かったが、今は全く違う。これらの工場には非常に先進的な製造能力があり、極めて高い自動化レベルがある。従業員たちはしっかりと訓練されていて、技能が非常に向上している」と述べました。
会場にいる3社のサプライヤーはいずれも現在、アップル向けの生産では100%クリーンエネルギーの使用を実現していると言われています。
クック氏はサプライチェーンについて、アップルは二つのことに注目しているとし、「一つはサプライチェーンの企業の従業員に、将来の工場での仕事に適応してもらうため、より多くの研修を提供するか、プログラミングのスキルをより多く習得してもらうこと。もう一つはアップルがこれらの企業とグリーン製造、スマート製造でより緊密な連携に注力することだ」と語りました。(Yan、榊原)
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