商務部 1-2月の中国オンライン小売額は前年比15.3%増で45兆円相当に

2024-03-21 21:00:18  CRI

 商務部によると、中国では2024年1月から2月にかけて電子商取引は消費の増加を促進し、それ以外にも国際協力を展開する上で良好なスタートを切ることができました。

 1-2月の中国全国のオンライン小売額は前年同期比15.3%増の2兆1500億元(約45兆円)でした。うち実物商品のオンライン小売額は同14.4%増の1兆8200億元(約38兆円)でした。

 新型消費の中で、デジタル音楽の売上高は95.1%増、省エネ洗濯機は167.5%、スキー用品は66.4%増と、省エネ製品や健康関連商品が好調でした。さらに、伝統衣装の「馬面裙(マミアン・スカート)」の売上高は前年同期の7.3倍、中国風の香水は5.2倍、中国風のアクセサリーは2.7倍になるなど、中国の特徴が鮮明な商品が歓迎される「国潮ブーム」も続いています。

 上海の「絲路電商(シルクロード電子商取引)協力先行区」では38種の試行措置のうち35種が実施され、模索の意味合いが強い越境データ商品が上海データ取引所に登録され、「1回の申告で両国双方の通関」が実現し、国際取引の電子領収書や電子船荷証券などのペーパーレス貿易インフラも導入されました。1-2月には「シルクロード電子商取引」のパートナー30カ国との電子商取引についての国際協力が引き続き推進され、上海市、広西チワン族自治区、陝西省などでは地理条件の強みを生かした「ASEAN電子商取引テーマウイーク」、中国と欧州を結ぶ貨物列車の「中欧班列」による年越し商品輸送などの独特の取り組みが行われ、中国内外の電子商取引市場の結合が促進されました。(TONG、鈴木)

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