天都1号、2号通信・誘導技術試験衛星が順調に打ち上げ

2024-03-20 21:35:27  CRI

 天都1号、2号通信・誘導技術試験衛星が20日、長征8号遥3運搬ロケットに搭載され、中国文昌宇宙発射センターから順調に打ち上げられました。この衛星は深宇宙探査実験室の最初の衛星として、月の通信・誘導技術の初期検証を行います。

 長征8号遥3運搬ロケットは飛行後24分で鵲橋2号を運搬ロケットから分離し、鵲橋2号中継衛星の分離後120秒で、天都衛星ユニットが運搬ロケットから分離して、近地点高度200キロ、遠地点高度42万キロの予定された月移動軌道に入り、衛星の太陽光発電用の翼が正常に開いて、打ち上げは成功しました。

 長征8号遥3運搬ロケットは長さが50.3メートルあり、長征8号運搬ロケットによる月探査軌道への打ち上げは今回が初めてです。研究開発チームはミッションの要件に基づいてロケットに設計上の改善と最適化を施してミッションへの適応性を広げ、信頼性を向上させました。今回、長征8号遥3運搬ロケットには、鵲橋2号中継衛星と天都1号、2号通信・誘導技術試験衛星が搭載され、順調に打ち上げられました。(任春生、坂下)

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