在フィリピン中国大使館 米国側に南海問題でもめ事を起こさないよう促す

2024-03-20 13:39:12  CRI

 在フィリピン中国大使館の報道官は20日、米国務長官のフィリピン訪問中の南海問題に関する誤った発言について記者の質問に答え、「最近の南海情勢のエスカレートは中国側が引き起こしたものではなく、中国側に責任はない。ブリンケン国務長官の発言は事実を顧みず、中国側の南海での正当かつ合法的な活動をいわれもなく非難し、いわゆる『米比相互防衛条約』の義務で再び中国側を脅しているが、われわれはこれに断固として反対する」との立場を示しました。

 同報道官は、「南海の航行の自由にはいかなる問題も存在しない。米国側は口では南海の航行の自由を守ると言いながら、実際には米軍艦が勝手に振る舞う自由を保障しようとしている。南海の平和と安定を脅かしているのは他でもなく、まさに米国側だ。『米比相互防衛条約』は冷戦の産物だ。米比軍事協力は中国の南海における主権と海洋権益を損なってはならない」と述べました。(雲、榊原)

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