元自衛官が靖国神社宮司就任へ 外交部は「軍国主義の徹底的な切り離しを促す」と表明

2024-03-19 18:41:04  CRI

 外交部の林剣報道官は19日の定例記者会見で、「侵略の歴史を確実に正視し、反省し、実際の行動で軍国主義を徹底的に切り離し、アジアの隣国と国際社会からの信用をさらに失墜させないよう促す」と表明しました。

 靖国神社はこのほど、海上自衛隊元海将の大塚海夫氏が4月1日付けで靖国神社の14代目の宮司に就任すると発表しました。靖国神社の宮司に元自衛隊将官が就任するのは初めてとのことです。

 林報道官は同件について、「靖国神社は日本軍国主義が海外で侵略戦争を発動した精神的道具であり象徴であり、あの侵略戦争に歴史的な罪を負う14人のA級戦犯が祭られている。日本の陸上自衛隊の幹部が最近になり靖国神社を集団参拝したことや、元自衛官の宮司への就任など、一連の消極的な動きにより、侵略の歴史に対する日本の誤った態度が再び露呈した」と指摘しました。(ZHL、鈴木)

KANKAN特集

ラジオ番組
KANKAN特集