【CRI時評】中国経済の回復・上向き基調はどこから

2024-03-19 11:56:57  CRI

 「中国の医療業界は今後5~10年、急成長を維持するだろう。それ故、各国の企業がこの分野への投資を増やしている」。米保険会社プリマス・ロックの創業者、ジェームズ・ストーン氏はこのほど、「CRI時評」の取材に応じ、中国経済について言及した際、こう語った。このところ、多くの外国企業から、「中国市場は替えがきかない」などと、中国経済の良好な発展の勢いを好感する声が続々と聞かれる。

 中国という大市場に踏み込めば、そうした「勢い」が至る所に存在することに気付くだろう。まず消費について見ると、今年1~2月の社会消費財小売総額が前年同期比5.5%増だったことは、消費エネルギーがより一層強まったことの現れだ。中国はまた、大規模な設備更新と消費財の買い替えを推進する新たな行動に着手した。

 それと同時に、国産の流行品やスマートホーム、エンタメ・旅行など新たな消費の成長点が頻繁に出現し、内需拡大に新たなエネルギーをもたらすとともに外国企業に新たな空間を開拓している。

 経済の上向きは、イノベーションという強大なエンジンと切り離せないものだ。目下、「新たな質の生産力」の発展が中国経済の大きなキーワードとなり、今年の政府活動報告も「現代化産業体系の建設を大いに推し進め、新たな質の生産力の発展を加速させる」ことを最重要任務とした。こうした中国のイノベーションの雰囲気に引き寄せられ、外国企業が大挙して中国に進出している。今年1月に中国に新設された外商投資企業(外資系企業)は前年同月比74.4%増の4588社だった。西側先進国の対中投資が大幅に増加し、中でもフランスは26倍になり、スウェーデンは12倍になった。バイオ・医薬品企業アストラゼネカのグローバル副総裁、王磊氏は「中国には優れた製造業と整ったサプライチェーンがある。中国のイノベーションと手を結んで事業の研究・開発を行っていきたい」と語る。

 注目に値するのは、中国の今年1~2月の物品貿易総額が前年同期比8.7%増で、輸出入共にプラス成長となったことだ。米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは、中国の1~2月の輸出について、「勢いが強く」伸び率は業界の予想を大きく上回ったと報じた。各種の有利な要素が絶えず積み重なり増加していることに加えて、中国という大市場と企業の勇敢な行為により、中国経済には「力を奮い起こして一飛び」し通年の目標・任務を達成する能力が備わっている。中国経済はまた、世界経済に温かさをもたらすだろう。(CRI論説員)

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