ボアオニアゼロカーボン実証区のアップグレードが完了

2024-03-17 17:45:14  CRI

 

 2年以上にわたって行われてきたボアオニアゼロカーボン実証区のアップグレードプロジェクトがこのほど全面的に終了しました。これにより、今月26日に開催されるボアオ・アジアフォーラム2024年次総会で、地域のゼロカーボンが実現します。

 海南省ボアオニアゼロカーボン実証区は総面積190.15ヘクタールで、建築のグリーン化、再生可能エネルギーの利用、交通のグリーン化の三つの核心的な炭素削減分野と水資源の循環利用、固体廃棄物の資源化利用、運営のスマート化、園林景観の生態化、新型電力システムの五つの関連分野の計八つのカテゴリーの18のサブプロジェクトから成り、既存施設と環境の改造・アップグレードを通じて、運営段階でニアゼロカーボンの目標を実現します。

 中遠海運ボアオ有限公司デジタルトランスフォーメーション科学技術イノベーション部ゼロカーボンエンジニアの劉洪文氏は、「例えば、私たちが普段目にする雨水は、ここでは再利用することで、苗木の水やりに使える」と紹介してくれました。その過程で、いくつかのシーンを通じて、ゼロカーボンという概念を人々により身近に体験してもらいます。

 また、ボアオニアゼロカーボン実証区運営管理センターは、国産の自主制御可能な都市情報モデルプラットフォーム、モノのインターネットプラットフォーム、ビッグデータプラットフォームに基づいて構築された管理システムであり、ニアゼロカーボン実証区での炭素モニタリング、炭素会計およびスマート化された運用とメンテナンスを実現し、重点区域の水、電気、空気などをモニタリングし、炭素会計および炭素データプラットフォームのスマート化、動態化管理を実現しています。(藍、坂下)

KANKAN特集

ラジオ番組
KANKAN特集