北京
PM2.577
23/19
国防部の張暁剛報道官は15日の記者会見で、軍事に関する問題について、記者からの質問に答えました。
ある記者が「報道によると、インド国防省はいわゆる『アルナーチャル・プラデーシュ州』に開通したセラ・トンネルでインド軍の戦争に備える準備レベルを強化している。インド側は既に中国との国境地帯に新たに1万人の兵士を配備した。中国はどのようにコメントするか」と質問しました。
張報道官は、「チベット南部地域は中国固有の領土であり、中国は従来からインドが不法に設置したいわゆる『アルナーチャル・プラデーシュ州』を認めておらず、断固として反対している。
現在、両国の国境情勢は全体として安定しており、双方は外交と軍事ルートを通じて、互いの関心を寄せる国境地帯現地の問題を解決するために効果的な意思疎通を保っている。インドの行動は、国境情勢の緩和に向けた双方の努力に逆行し、国境地域の平和と安定の維持に資するものではない。我々は、インドに対して、国境問題の複雑化を招くいかなる行動もやめ、国境地域の平和と安定を確実に維持するよう求める。中国軍は常に高度な警戒を保ち、断固として国家主権と領土保全を守っていく」と述べました。(任春生、坂下)
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