北京
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財政部は13日、香港で機関投資家向けに2024年第1期人民元国債を入札形式で発行しました。データによると、今回発行された人民元国債は120億元(約2400億円)で、応募倍数は3.16倍でした。業界関係者は、今回は例年より幾分早めに発行され、市場から歓迎されているとしています。
香港財資市場公会の陳少平CEOはこれについて、「過去の国債発行状況を見ると、アジア、ヨーロッパ、アフリカ、アメリカなどの国と地域の中央銀行、通貨管理当局、商業銀行などが積極的に参加しており、国債は国際投資家から広く歓迎されている」と述べました。
業界関係者によると、オフショア人民元国債の発行は、国際投資家に質の高い人民元投資商品を提供し、人民元資産運用のチャンネルを効果的に広げることができ、人民元債券市場のイールドカーブ(利回り曲線)を改善する上で効果的な意義があるということです。
香港特別行政区政府財経事務および財務局の許正宇局長は、「これら債券の発行は香港の債券市場にとって非常にポジティブな意義があり、香港に対する国の支持を反映したもので、しかも人民元の国際化を推進するための国の戦略であり、同時に香港の債券市場を支援するものでもある」と指摘しました。
なお、財政部が香港で人民元国債を発行するのは今年で16年連続となります。関係部門の責任者によると、財政部は今後も香港での人民元国債の恒常的な発行を続け、香港の国際金融センターとしての地位を持続的に向上させていくということです。(Mou、坂下)
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