北京
PM2.577
23/19
外交部の汪文斌報道官は12日の定例記者会見で、南海をめぐる中国とフィリピンの問題に関する韓国側の発言を受け、「われわれは韓国外務省報道官の発言に留意しており、これを非常に懸念している。改めて強調するが、中国とフィリピンの南海をめぐる問題は、フィリピン側が約束を破り、中国の領土主権と海洋権益を侵害したことに起因する。フィリピン側の行動に対して、中国は法に基づいて必要な措置を講じている。これらの行動は専門的で自制的、合理的かつ合法である」と述べました。
その上で、「韓国は南海問題の当事者でないにもかかわらず、近年は南海問題に関して何度も中国を当てこすったり非難したりしている。それについて、中国はその都度申し入れを行い、反対の立場を表明してきた。韓国側には自らの言動に慎重を期し、他国の対中批判などに追随せず、中韓関係に不必要な負担をかけることを避けるよう改めて求める」と強調しました。(鵬、坂下)
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