北京
PM2.577
23/19
外交部の汪文斌報道官は12日の定例記者会見で、日本の一部メディアが「中国の原発廃水に含まれるトリチウム濃度が福島の放射能汚染水より高い」と報じたことを受け、「日本の福島原発事故で発生した放射能汚染水と、世界各国の原発が正常に稼働する過程で発生した液体廃棄物とは本質的な違いがあり、同列に論じることはできない。これは常識だ」と述べました。
汪報道官はまた、「放射能汚染水は事故後に溶融して損壊した炉心に注入された冷却水や、原子炉に染み込んだ地下水や雨水に由来するもので、炉心に存在する各種放射性核種が含まれており、処理の難易度が高い。日本メディアの報道はトリチウムのみに焦点を当て、福島の放射能汚染水にはトリチウムだけしか含まれていないかのように見せかけようとしているが、これは完全に事実を歪め、民衆をミスリードするものである。関係メディアは専門的でない無責任な報道をやめるべきだ」と指摘しました。(鵬、坂下)
KANKAN特集