<全人代>人的資源・社会保障部「生産・サービスの第一線に適応する良質な技能人材を育成」

2024-03-09 18:27:48  CRI

 第14期全国人民代表大会(全人代)第2回会議は、9日午後に記者会見を行い、教育部、人的資源・社会保障部、住宅・都市農村建設部、国家疾病予防管理局の4人の責任者が、国内外の記者からの質問に答えました。

 その中で、人的資源・社会保障部の王暁萍部長は、「現在、中国の技能労働者は2億人を超え、そのうちハイレベル技能人材は6000万人を超えており、質の高い経済発展に強力な人的資源の支えを提供している。しかし、新産業や新モデルの発展に適応するデジタル型、革新型、複合型のハイレベル技師は依然として不足しており、溶接工や高齢者介護士などの第一線の技術者も全般的に不足している。今年の政府活動報告書では、より多くの『大国の職人』やハイレベル技能人材を育成・創出するために明確な要求が打ち出されている」と述べました。

 さらに、技能人材の育成方式を革新するには、技能人材の成長法則に従い、業界と企業との良好な相互作用メカニズムを構築することだと指摘した上で、「企業が主体的役割を発揮し、技術労働者学校や職業学校を頼りに、労働と学習を一体化させ、学校と企業によるデュアル型学校運営モデルを確立させ、企業の新型徒弟制度を全面的に推進し、生産やサービスの第一線に適応した質の高い技能人材を育成していく」と述べました。

 加えて、技能人材の報酬分配に関する地域ガイドラインを推進し、技能人材の待遇レベルを高めていくとの方針を示しました。(閣、MI)

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