政府18部門 中小・零細企業サービスアクションを実施

　工業・情報化部など18部門は、8日、中小・零細企業のより良い発展を支援するため、共同で1年にわたる中小・零細企業サービスアクションを実施することを発表しました。

　同アクションは、2024年の一年間を通して実施されるもので、中でも6月には、「中小企業支援月間」が設けられます。支援アクションは、中小・零細企業が抱える政策に関連した「知らない、わからない、使えない」といった問題の解決に焦点を当てたものです。中小・零細企業が政策を全面的に十分理解し、政策の恩恵を確実に享受できるよう支援すると同時に、政策のフィードバックと対応メカニズムを整備し、政策実施の「ラストワンマイル」を切り開くことに力を入れるとしています。

　また、このアクションでは、中小・零細企業が生産や経営の過程で直面する受注不足や人材不足、資金調達難、リスク防止能力の弱さなどの核心的な問題に対しても、的確かつ効果的な解決策が提供されます。市場開拓や人材導入と育成、資金調達支援から管理向上まで、多方面から企業のコスト削減と効率化を支援するとしています。

　同時に、次世代の情報技術と応用に対するサポートを強化し、統合された効率的で便利なデジタルソリューションと製品を開発することで、広範な中小・零細企業のデジタル化転換の歩みを加速させるよう誘導し、助力するとしています。（閣、MI）