<外交部長会見>パレスチナとイスラエルの衝突について

2024-03-07 12:50:12  CRI

 人の命には貴賎の別がなく、種族や宗教によって区別をつけてはいけません。

 21世紀の今日、パレスチナ·イスラエル衝突による人道的災害が阻止できないことは、人類の悲劇であり、人類文明の恥でもあります。どのような理由があっても、衝突継続を正当化することができません。どのような口実を使っても、平民への殺戮の罪から逃れることができません。

 パレスチナの領土が長きにわたり占領されている事実はこれ以上無視できず、独立国家を目指すパレスチナ人民の宿願はこれ以上回避できません。パレスチナ人民の被った歴史的不公正が世代を越え是正されないことは決して許しません。

 パレスチナ人民に正義を尽くし、「二国家解決」を全面的に実行するこそ、パレスチナ·イスラエル衝突の悪循環から脱出でき、あらゆる過激思想の土壌が根本的に除け、中東地域の永続的平和が真に実現できるものです。

 われわれはパレスチナの国連への正式加盟を支持します。個々の安保理メンバーに対して、これ以上に障害を加えないよう求めます。より権威のある、より広範かつ実効性を備える国際講和会議を開催し、「二国家解決」の実行に繋がる時間表とロードマップを制定することを提唱します。

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