<外交部長会見>中米関係について

2024-03-07 13:34:51  CRI

 我々の立場は習近平主席が提出した3つの原則、すなわち相互尊重·平和共存·協カウインウインです。これは半世紀にわたる中米関係から得られた経験と教訓をまとめたものであり、大国間の付き合い方の法則を把握したものでもあります。それは、中米がともに順守し、努力していく方向となるべきです。

 相互尊重は前提です。両国の社会制度と政治体制が違っていますから、お互いの差異を尊重し、認めてはじめて両国間の往来が続けられます。平和共存はボトムラインです。中米のような大国の間に衝突・対抗が起きてしまうと、その結果は想像に堪えないものでしょう。協力ウインウインは目標です。中米が手を携えば、両国や世界に寄与する多くのことを成し遂げられるでしょう。

 我々は米国に対し、歴史発展の大勢を見極め、中国の発展を客観的かつ理性的に捉え、中国との交流を積極的でかつ着実に展開し、言行一致で承諾を実行していくことを促しています。

 もし米国がいつも言行不一致であるなら、大国としての信用はどこにあるのでしょうか。もし「中国」の名前を聞いた途端緊張して焦るなら、大国としての自信はどこにあるのでしょうか。もし自分の繁栄だけ保ち、他国の正当な発展を許さないなら、国際上の公理はどこにあるのでしょうか。もしバリューチェーンのハイエンドを独占し、中国をローエンドにさせるなら、公平競争はどこにあるのでしょうか。

 米国の直面している挑戦が自国にあり、中国ではありません。中国をひたすら抑圧しようとしたら、最後自分に害を与えることに決まっています。

KANKAN特集

ラジオ番組
KANKAN特集