<全人代>発展のチャンスを世界と分かち合う中国の決意は不変=外交部

2024-03-06 20:38:15  CRI

 外交部の毛寧報道官は6日の定例記者会見で、現在開催中の全国人民代表大会(全人代)と中国人民政治協商会議について「2つの会議は中国の政治活動にとって大きな出来事であるだけでなく、外部から中国を観察し、理解する重要な窓口でもある。我々は外国の駐中国使節が会議を傍聴することを歓迎する。李強総理は政府活動報告の中で、中国がハイレベルの対外開放を拡大し、互恵とウィンウィンを促進するという重要なメッセージを発した」と述べました。

 毛報道官は李総理が示した具体策について、以下のように紹介しました。

 第1点: 外資誘致を強化し、(外資参入を認めない分野の)ネガティブリストを引き続き縮小する。製造業分野では外資参入制限措置を全面的に撤廃し、通信や医療などサービス業での市場参入を緩和する。外資企業の投資に対する行政サービスによる保障を強化し、『中国投資』というブランドを構築し、外国人の中国における就労や学習、旅行の利便性を向上させる。

 第2点: 質の高い『一帯一路』共同建設を深く着実に進める。質の高い『一帯一路』共同建設を支援する8項目の行動の着実な実施に取り組み、重要プロジェクトの協力を着実に推進し、デジタル、グリーン、イノベーション、健康、文化旅行、貧困削減などの分野での協力を積極的に推進する。

 第3点: 多国間・二国間・地域間の経済協力を深化させ、すでに発効した自由貿易協定の実行を推進し、より多くの国や地域と高い基準の自由貿易協定や投資協定を締結する。WTO改革に全面的に深く参加し、開放型世界経済の建設を推進し、より多くの協力とウィンウィンの成果が各国の人々に恩恵をもたらすようにする。(ミン・イヒョウ、鈴木)

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