＜全人代＞春節期間中には国産品に人気 消費の潜在力を持続的に発揮

　第14期全国人民代表大会第2回会議は本日（6日）午後、北京市内のメディアセンター報道発表ホールで記者会見を行い、政府関連部門の責任者が発展と改革、財政予算、金融政策、ビジネス、金融証券などの問題について中国内外の記者の質問に答えました。

　同記者会見に出席した商務部の王文涛部長は、同部が春節期間中に他の政府5部門と共同で実施した「全国オンライン年越しフェスティバル」と名づけた春節期の販売促進イベントについて説明しました。同イベントは一般市民がオフラインだけでなく、オンラインでも年越しが楽しめるようにすることが主旨で、一部の国産品や服飾品、宝飾品が人気を集め、オンライン販売額は前年の3倍以上になりました。同イベントは4年連続で開催されており、年越しの雰囲気が濃厚な、消費者に広く愛される人気イベントになりました。また、今年は「消費促進イヤー」であり、「全国オンライン年越しフェスティバル」は一連のイベントの中の「トップバッター」の位置づけになりました。王部長は、商務部は今後も重点品目や、祝祭日や季節性を際立たせつつ、各地が多彩で多様な「消費促進イヤー」のイベントのそれぞれ特色ある活動を展開するよう指導し、消費の潜在力を引き出し続けていくと説明しました。（ミン・イヒョウ、鈴木）