北京
PM2.577
23/19
5日、北京の人民大会堂で開幕した第14期全人代第2回会議
全国人民代表大会(全人代)の年次総会は5日午前9時、北京の人民大会堂で開幕しました。全国各地、各民族、各業界からの代表3000人近くが出席し、憲法と法律が与えた職責を履行しています。
全人代は中国の最高国家権力機関で、任期は5年、毎年1回会議を行います。国の重大な政策や法律、重要な人事任免などの事項を討論、決定することは、中国人民が国家権力を行使する最高の形式であり、中国の特色ある社会主義民主政治の重要な体現でもあります。今年は第14期全人代第2回会議で、新しい政府の初の「政府活動報告」を審議することで、各界から注目されています。
1週間続く会期中、代表は政府活動報告を聴取し、審議するほか、過去1年間の活動成績を総括して、新たな1年間の国家発展について計画します。同時に、会議では国民経済と社会発展計画報告、中央と地方予算報告および最高人民法院と最高人民検察院の活動報告も審査します。
中国では毎年3月初めにおこなわれる全人代と全国政協の年次総会は「両会」と呼ばれ、中国の全過程にわたる人民民主の集中的な体現と実践です。「両会」は過去の成績をまとめ、検証するだけでなく、民生の幸福と国家発展の方向に対する実務的な実行でもあります。今年の「両会」に先立ち、外国の有識者は質の高い発展、新たな質の生産力、経済成長目標などに焦点を当てています。(朱、野谷)
KANKAN特集