北京
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第14期全国人民代表大会(全人代)第2回会議は4日、北京市内の人民大会堂で記者会見を行いました。今年の全人代の婁勤倹報道官は中国内外の記者から国防予算関連に関連する質問を受けました。
婁報道官は、「国防支出予算は『国防法』『予算法』などの法律法規に基づく国家全体予算の一部だ。毎年の国防支出予算は政府予算案に組み込まれ、全人代の審議と採択を得た上で、法に基づいて管理されて使われる。今回の全人代でも議事日程に沿って政府予算案報告が審議され、その後に発表される」と説明しました。
中国は近年来、国家の主権と安全、発展の利益を守りつつ、中国の特色ある軍事変革の需要に適応させ、大国としての国際的責任と義務をよりよく果たすために、経済と社会の健全な発展を推し進め続けると同時に、総体的に国防支出の合理的で安定した増加を維持しており、国防力と経済力が同期して向上することを促進しています。
婁報道官は「米国などの軍事大国と比べれば中国の国防支出は、国内総生産に占める割合にしても、国家財政支出に占める割合にしても、国民1人当たりの金額にしても、軍人1人当たりの金額などにしても、ずっと低いレベルにある」と強調しました。(Lin、鈴木)
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