中国初の300メガワット級Fクラス大型ガスタービン試作機がラインオフ

2024-02-29 14:23:44  CRI

 中国が自主開発した300メガワット級Fクラス大型ガスタービンの試作1号機が28日、上海臨港産業区で組立ラインからラインオフしました。

 これは、中国の大型ガスタービンの自主革新発展の歩みにおける重要な一里塚となりました。開発チームは8年間にわたり、多くのコア技術の開発の難題を解決して、設計・製造の全プロセスをつなげ、試作1号機の組み立てとラインオフを実現しました。

 300メガワット級Fクラス大型ガスタービンは、中国が自主開発した最大出力・最高技術レベルの大型ガスタービンで、中国のガスタービン基礎学問の進歩、産業技術の発展をけん引し、普及させる役割を持ち、中国のエネルギー安全とグリーン発展の保障にも重要な意義を持ちます。北京市、遼寧省、上海市、江蘇省など19の省・直轄市にある200社余りの企業、科学研究機関、大学などがこの研究開発に参加しました。(怡康、榊原)

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