北京
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第12回世界貿易機関(WTO)「中国プロジェクト」円卓会議閣僚級フォーラムが現地時間25日、アラブ首長国連邦の首都アブダビで開催されました。商務部の王文涛部長は閣僚級フォーラムの開幕式に出席してあいさつを述べ、WTOのイウェアラ事務局長やアラブ首長国連邦、サウジアラビア、モロッコなどWTO加盟国の閣僚らも発言しました。
王部長は、「中国は一貫してアラブ諸国を含む発展途上国の多国間貿易体制の融合をサポートし、自らの発展により全世界に利益をもたらすことを堅持してきた。中国は引き続き多国間貿易体制の枠組み内で、南南協力を実施し、『中国プロジェクト』を着実に実行し、多国間貿易体制の開放性、包摂性、普遍的恩恵、バランスを引き上げ、実際の行動でグローバル発展イニシアチブを実行に移し、グローバル発展の運命共同体構築を推し進めていく」との見解を示しました。
フォーラムの開催中、王部長はイウェアラ事務局長と新たな「中国プロジェクト」の備忘録(MOU)に調印しました。「中国プロジェクト」は中国とWTO事務局が2011年に設立したもので、発展途上国の加盟国、特に後発開発途上国の多国間貿易体制の融合を促進することを目的にしています。(殷、榊原)
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