北京
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中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)傘下のCGTNが、中国人民大学と共同で、新時代国際伝播研究院を通じて世界規模で実施した世論調査によりますと、回答者の87.1%が、科学技術革新により経済の質を向上させるという中国のやり方を高く評価し、「新たな質の生産力」が中国の現代化プロセスの迅速かつ良好な進展を後押しするとの認識を示しました。「新たな質の生産力」とは、新興産業と未来産業を積極的に発展させて新たな経済成長の領域を切り開く力のことです。
調査では、世界の回答者の93.2%が中国の科学技術力の強大さを高く評価し、回答者の84.9%が、中国の科学技術成果が国際社会により多くの恩恵をもたらしているとの認識を示しました。あるデータによりますと、中国の基礎研究費は2012年の499億元(当時のレートで約6287億4000万円)から22年には2023億5000万元(同約3兆9458億2500万円)に増加し、量子情報、幹細胞、合成生物学などの分野における重大な成果の産出を力強く支えました。これについて、回答者の85.4%が中国の自主革新分野への巨大な投資と決意を高く評価しました。
世界の回答者の91.9%が、現代化を追求する過程で自然を尊重し、自然に順応し、自然を保護し、人と自然の調和と共生を実現するために努力する中国のやり方を高く評価しました。回答者の6割弱(59.7%)が、中国の質の高い発展の将来性を好感し、中国の自然環境はますます良くなり、経済・社会の発展との調和度がますます高くなるとの認識を示しました。回答者の78.5%が、中国の高効率なエコ・グリーン産業が経済の持続可能な発展を力強く支え、世界の産業チェーンとサプライチェーンの安定にとって極めて重要だとの認識を示しました。
調査は、米国、英国、フランス、スペイン、オーストラリアなどの先進国と、ブラジル、タイ、アラブ首長国連邦(UAE)、エジプト、南アフリカなどの発展途上国を含む世界の1万1180人を対象に実施しました。(非、柳川)
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