它经济

2024-02-26 16:19:19  CRI

 

它经济(tā jīng jì)ペット経済 ペットエコノミー

【意味】

 ペットエコノミーとは、ペットのためのさまざまな品物やサービスの提供・購入に関連する経済現象を指します。

 主にペット製造業とペットサービス業の2つの分野があり、ペット製造業では、ペットのエサやおもちゃ、薬品や服、アクセサリーなど、ペットサービス業では、ペットの美容、医療、飼育委託、トレーニング、旅行、保険などが提供されています。

 現在中国国内で飼育されている犬猫の数は1億匹を越えています。我が子のようにペットに愛情を注ぐ人が増えており、その衣食住はもちろん、出産、老後、医療、死後、それぞれの段階に大きなビジネスチャンスがあります。現在の市場規模はおよそ6兆円。2025年には16兆円を超えるという試算もあります。

【関連ニュース】

 中国では近年、春節や国慶節などの大型連休中のペットの飼育委託、つまり旅行などで自宅を離れる際に、ペットのお世話を委託するサービスの需要が高まっています。ペットホテルなどでの宿泊や一時預かりの他、自宅で留守番をするペットへの餌やりや掃除、散歩や遊びなどの専門のペットシッターも増えています。人気のペットシッターは連休のずっと前から予約が埋まっている状況でした。

 一部のプラットフォームが公開した春節期間中のペットホテルの宿泊代は、1日あたり数十元から数百元(1000円から1万円程度)です。一方、ペットシッターの料金は、距離やペットの種類、サービスの種類によって、だいたい1回30〜100元(約600円〜2000円)だということです。多い場合、連休期間中に1万元(20万円超)を稼げます。

 『2023年-2024年中国ペット業界白書(消費報告)』によれば、2023年の都市部のペット(犬・猫)市場規模は前年比3.2%増の2793億元(約5兆8437億円)でした。また、犬1匹の年間平均支出額は2875元(6万円超)、猫は1870元(約4万円)ほどで、やはり増加傾向です。支出のうちおよそ半分は餌代で、次は医療関連の費用で約3割を占めています。ペット用品の割合は12.5%、各種サービス6.8%ですが、今後の成長が見込まれています。

【使い方】

“它 经 济” 兴起宠物消费升温进行时

(ペット経済台頭 ペット消費が加熱中)

市场规模不断扩大 “它”经济催生消费新需求

(市場規模は絶えず拡大 ペット経済が消費の新需要を生み出す)

宠物学校、宠物保险…… 千亿级 “它经济”市场需监管

(ペット学校やペット保険、、、千億元クラスのペット経済市場には監督管理が必要)

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