中国経済の力強い回復が世界の自信を高める＝国際世論調査

　中央広播電視総台（チャイナ・メディア・グループ/CMG）傘下の中国国際テレビ（CGTN）がこのほど中国人民大学と共同で、新時代国際伝播研究院を通じて、世界のネットユーザーを対象に実施した世論調査によると、回答者の93.1％が中国経済の実力と潜在能力を高く評価し、その強靭（きょうじん）性、潜在力、底力は世界経済の回復に自信と力を与えるだろうとの見方を示しました。

　この春節連休中、中国国内の映画興行収入は80億元（約1673億円）を超えました。国内旅行は前年同期比34.３％増の延べ4.74億人で、総費用は同7.7％増の6327億元（約13兆2308億円）に達し、多くの指標が2019年同期の水準を上回りました。

　中国経済は2023年以降に力強い回復の勢いを見せ、通年の主要な所期目標はすべて順調に達成されました。このうち、国内総生産（GDP）は前年同期比5.2％増で、世界主要経済体の中で最も高い伸びを示しました。

　力強く回復する中国経済は国際社会の自信を大きく高めました。国際金融フォーラムの報告によると、2023年に中国の経済成長率は世界の主要経済体の中でトップを維持し、世界の経済成長への貢献率は32％に達し、2位のインド（15％）と３位の米国（11％）を大きく上回りました。また、国際通貨基金（IMF）の予測によると、2024年から2028年まで、中国の経済成長率は世界の経済成長率を上回り続け、新興国と発展途上国の中で引き続き上位をキープする見込みだということです。（まげつ、謙）