商務部 外資系企業向け円卓会議通算16回開催で問題300件余りを解決

　商務部によると、同部は今年1月末までに外資系企業向けの円卓会議を通算16回開催し、提出された問題300件余りを解決しました。

　同部は2023年7月に外資系企業向け円卓会議制度を確立し、会議を定期的に開いて外資系企業が直面する困難や意見、提案などを聴取し、関連部門や地方と連携して問題解決に取り組んできました。この円卓会議は今年1月末までに通算16回開催され、外資系企業400社あまりと外国系企業団体などが参加しました。また、会議で提出された問題300件以上が解決されました。各省も円卓会議制度を確立し、140回余りの円卓会議を開催し、外資系企業2200社余りと外国系企業団体などが参加して、提出された問題900件あまりが解決されました。

　商務部外資局の担当者によると、円卓会議では参加企業が問題点の詳細を提出し、一部の問題はその場で解決されます。商務部は一方で、会議の場で解決されなかった際立った困難と共通した問題については関係部門と深く協議し、実務的な措置を打ち出し、関連政策の規則を改善しつづけ、一方で企業が特に関心を持つ政策について解説しているとのことです。

　商務部はこのほか、2023年9月に外資系企業を対象にした問題収集処理のオンラインシステムを構築し、より多くの外資系企業、特に中小企業のために問題を提出する公式ルートを提供しています。円卓会議は今年、毎月開催されるとのことです。（閣、鈴木）