スペイン国王フェリペ6世が王毅外交部長と会談

2024-02-20 14:38:39  CRI

 スペイン国王フェリペ6世は現地時間19日にマドリードで、同国を訪問中の中国の王毅外交部長と会談しました。 

 フェリペ6世は会談で、「これまでの50年間、スペインと中国の関係は急速に発展し、良好な対中関係はスペイン、欧州、世界にとって重要な意義がある。スペインは中国と新たな協力分野をさらに広げたいと考えている。世界は今、揺れ動き不安定で、衝突が絶えない。習近平主席が唱える人類運命共同体構築、『一帯一路』イニシアチブなどの重要な理念は、世界に平和、発展、希望をもたらしている。中国が大国としての重要で積極的な影響力をさらに発揮し、緊張する情勢を冷却させ、混乱している世界に安定をもたらすことを期待し信じている」と述べました。 

 王部長は「両国の元首は昨年、国交樹立50周年の祝電を交換し、二国間関係に戦略的な導きを行った。われわれは両国の友好関係を共に伝承し、戦略的連携を強化し発展させ、互恵協力を深め、両国関係の持続的で健全かつ安定した発展を推進したい。中国とスペインは共に歴史が古く、文化が多元的で、社会が包容力のある国であり、重大な問題において同じまたは近い見方を持っている。スペインと共に、各国が対話と協力を強化し、矛盾と相違を乗り越え、手を携えて人類運命共同体を構築し、グローバルな挑戦によりよく対応することを推進していきたい」と語りました。(任春生、柳川) 

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