外交部 米欧の中国製電気自動車に対する保護措置に言及

2024-02-20 19:44:11  CRI

 外交部の毛寧報道官は20日の定例記者会見で、記者から「昨年の中国の自動車輸出量は491万台で、初めて世界の首位に躍り出た。中国汽車工業協会の最近の発表によると、今年1月に中国から輸出された自動車は前年同月比47.4%増の44万3000台で、急成長を続けている。一方で、米国が関税以外の方法で中国のスマートカーや関連部品の輸入を制限することを検討していることにも注目している。EUも中国の電気自動車に対する反補助金調査を開始した。これについてどのように論評するか」との質問を受けました。

 毛報道官はまず、「中国の自動車産業の飛躍的な発展は、世界の消費者に高品質で費用対効果のよい製品を提供している。中国が輸出する自動車の3台に1台が電気自動車であり、世界のグリーン・低炭素への転換にも積極的に貢献している」と述べました。

 毛報道官は中国に対する関係国の保護貿易主義的な措置について、「中国は一貫して、各当事者は分裂ではなく団結、対抗ではなく協力、閉鎖ではなく開放すべきと考えている。自らの利益を守る際に他者の利益に配慮し、自らの発展を求める際に共同発展を促進し、経済貿易協力のためにグローバル化、市場化、法治化の環境を創造し、経済のグローバル化がより包摂的な方向へ発展するよう推進する」との考えを示しました。(RYU、鈴木)

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